蚊帳の外で
すっかりブログをサボっていました
その間に「しかく」、「もがく」、無色透名祭参加用の曲と3曲ほど作りました
プライベートでちょっとしたアクシデントもあり大変でした(今はなんとか大丈夫です)
今回作った「いたい」はタイミング的にボカコレ2022秋に合わせることは可能でしたが
色々悩んだ末ボカコレ期間中をあえて避けて前倒しで投稿することにしました
最近は以前よりじっくり時間をかけて作品を創るようにしているのですが
そうやって大事に作った曲をイベント中に投稿してしまったことにより
曲そのものが酷く雑に扱われてしまうことに自分の気持ちが耐えられそうになかったのです
(雑魚が何値打ちこいてんだって言われそう)
確かにイベントのほうが聴かれる数字自体は圧倒的に多いかもしれません
ただ正直なところ期間中の完走だけを目的にした聴き方で
イントロをとばしたり倍速で聴かれるより
一人にじっくり聞いてもらったほうが遥かに嬉しいです 作る側の気持ちとしては
もちろんボカコレの楽しみ方は人それぞれなので投稿された曲をどう扱おうが聴き手の形について否定する気持ちは全くないのですが
映画も倍速で見られてる時代ですし
ショートムービー全盛の時代にこんなのはつくづく古い考えだなとは思いますが
苦手なのですよ コンテンツ消費した事実のみで満足するっていうのが
なんだかすごく空っぽな感じがして
そんなことを思う気持ちになるくらい
それくらい今回は気持ちを入れて作ることができたのです
それが曲の結果になってちゃんとでているかはわかりませんけど
これは無色透名祭に参加した時にも感じた事です
これって本当に曲を聴かれたことになるのかな
本当に誰かに歌が届いたことになるのかな
大人気Pが作った曲を探し当てるゲームの中でただただ
通り過ぎられただけじゃないのかな
でもそんな供給過剰な状況の中でも
名前を伏せようともしっかり聴いてくれる人は居て
ちゃんと感想をくれて
イベントが終わった後も一つ一つ丁寧に曲に向き合って聴いてくれて
だからそれは素敵なボカロリスナーの底力というか
意志を感じることができて
それが解っただけでもとても良いイベントだったと思います
今回はなるべくならそんな方達にこそちゃんと届いてほしいと思ったのでした
なるべく忙しくない時に
一生懸命作って気に入った曲だからこそ
今回は参加しなかったけれどボカコレをぼんやり見ていてなんとなく解ってきたことがあって
今よりもっと曲は聴いてもらいたいけど
自分は世の人達が思い描くボカロP像にはあまりにかけ離れたところにいるのだろうと
転生 自薦 尖った言葉 テレキャスター スマホの音ゲーム曲収録 最終的にバンドデビュー
the ボカロPみたいなの そういうの 聴く側として楽しむ分にはすごくいいのですが
なりたい像としては全く自分に当てはまらないのです
やはり年か...
残念ながらまだ曲を1曲も作っていないボカロPさん達よりも
圧倒的に知名度低いのは事実ですが
だからと言ってSNS芸人として立ち回れる能力は皆無
じゃあ一体何が自分にとってのゴールなんだろう
ボカコレを見ていて良かったと思ったこともあります
今回 1位のいよわさんの曲が足立レイを使ったものだったということです
今迄みたいに初音ミクや可不じゃない UTAU音源です
他にもランキング上位にUTAU音源の名前がいくつもあって
単に有名音源というだけで上位になるという状況はもう変わってきているように感じます
どんな音源かより誰が使うかというのがとても大きいと同時に
これは我々UTAU音源使いがUTAUはマイナーだからという理由で評価されないという言い訳が今ではまったく通じないという状況であることも同時に意味するのです
そういう時代になることをずっと望んではいたのですが
いざ来たとなると何とも厳しい時代になったものです
UTAUがいくら盛り上がって素敵な状況になったとしても
そこに自分がまだ居ることができていないのだから
頑張らねばね
良い曲つくりたいな
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