ボカロ/UTAU好き
今回上げた曲の内容とは全く関係ないのですが
airbabeが前々からずっと思っている事
日々動画投稿サイトには合成音声を使った曲があげられていますが
そのアップロード主の考えで、主役をどこに置くかで楽曲のタイトルにつける形式というのは少し変わってきます
最近の傾向としては
(曲名)(プロデューサー名)feat.(音源名)
と言う形式がとても多いように思います
それに対してニコ動形式の
(曲名)(音源名)
と言う古き良きニコニコ動画スタイルがairbabeはとてもとても好きなのです
プロデューサーはあくまで裏方に徹して音源(歌手)を前面に冠してあるのを見ると、そのPのボカロ愛のようなものを強く感じられるからです
ボカロP出身者で大手事務所からデビューする人が増えてきたせいもあり、最近ではボカロPという単語そのものが一人歩きをしてしまっているように思います
一曲も発表していない自称ボカロPがSNSで多くの人を集めたり、
そもそもボカロソングは作ってこなかったプロデューサーがやはり肩書きとして突然ボカロPを名乗ったり…
なんだかおかしいのです
そもそもP名だってファンが勝手に付けた愛称で自分から名乗る物では無かったはずで
いつまでもこんな衰退した、いにしえの話をするときっと老害と呼ばれるだけなのはわかっているのだけど
初音ミクが、重音テトがキャラクターとして人々にある程度愛されてる事は解っています
でもそれは機械のボーカリストとして世界に認知されているわけではないのです
そもそもボーカロイドをプロデュースするのがボカロPでセルフプロデュースもしくは自分自身が表に出てくるならそれはもうアーティストなのではと思うのです
ボカロPだった人がデビューで名義変えるのはおそらくボカロPとしての自分との決別の為ではないのだろうかと思うのですが
さて最近のボカロPとは一体
米津玄師の曲は知っていてもハチの事は知られてない
夜〜勢の人ってそういえば昔ボカロやってたんでしょ…とか一般勢はそんな認識だし
例えテトのことを知っていてもそれがUTAUだとかはさっぱり知られていない
そもそもUTAUが何かなんて解ってないし
ボカロにどっぷりハマってる人はそうは思わないでしょうが、世間での認知度はそんなもんです
カタカナや平仮名のヲタク臭い匿名やめて本名かそれっぽい名前に改名して大手音楽事務所入ってメディア使って顔出しして広告して企業とタイアップしてって
昔ながらのアイドルの売り出し方のような芸能事務所スタイルから全く何も進化していないのです
単にフィールドがTVからSNSに移動しただけで
令和の今だってむかしむかしと何も変わっていないのです
原曲が若干軽視されて歌い手だけがチヤホヤ褒められてたあの頃と何も変わってない
ボカロを仮歌に使うだけで後に人間が歌うことが決まっている楽曲は果たしてボカロソングなのかどうか
結局人間様が主役で
結局パリピ陽キャだけが主役で
V tuberだって結局はタレント性だから
実写アプリで目でっかくしてんのとアニメのガワ被るのと
やってる事自体はあまり変わらないように思ってしまうのです
中身人間じゃん
主役貴方じゃん
全然未来じゃない
機械のボーカリストの時代はまださっぱり始まっていないのです
airbabeは完全に匿名インキャ旧ニコ動インディーズヲタ側の人間なので
こんな状況はなんだかすごく悔しいんです
ほんと悔しい
100回おんなじフレーズ歌わされても文句言わないボーカリストと長時間向き合える贅沢な作業環境を持つボカロ/UTAUPというポジションは
独自の文化で進化を遂げる可能性が絶対にあると信じたいです
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