「ボーカロイド音楽の世界2017」を探しまわった話
「V.A.合成音声ONGAKUの世界」のCDと「ボーカロイド音楽の世界2017」の本を買いました
別にAmazonで買っても良かったのですが、折角なら店頭で販売しているものを手に取りたいと思い、近所の本屋やレコード屋をうろうろしていました
本当は買ったCDの感想とか、本のレビューでも書こうかと思ったのですが
それ以前にちょっと悔しい思いをしたのでそのことを書きたいと思います
レコ屋はタワーレコード等大型店を数件見て回ったのですが、ポップや視聴どころか取り扱いなく全滅でした
書店も大型書店を回ったのですが置いておらず、最終的に両方手に入れられたのはアニメイトでした
在庫をたずねたら親切に奥から探して対応してくれて、気持ちよく買い物が出来たのですが
個人的になんとなく納得のいかない結果です
都内ではどんな販売状況だったのかわかりませんが、なんだかこの状況がとても悔しくて
まだまだだなあと思ったのでした
CDの帯には「音楽ファンへ向けてボカロへの偏見が消えるCD」とあります
レコード屋で新しい音を探しにくるような人の目にも積極的に触れる必要があるのです
元からのファンや身内で消費されて終わりでは残念ながら今のままとなんら変わらない、シーンが今後広がっていくことはないのです
最近ではレコ屋にもちらほら、まだまだとても小さいですがボカロコーナーがある店も出てきています
ただそこで扱っているのは歌い手のCD7割、ボカロP作品3割といったところです
売れ行き上売り場がそういった構成になるのは仕方のないことだと思いますが
レコード屋を探し渡り歩くうちなんだか少し憂鬱になってきました
昔レコ屋で探してるCDの自分がほしいジャンルのタブさえなくて、取り寄せてもらったら後日、今までなかったジャンルのタブが増えてたときの嬉しさみたいなものをなんとなく思い出していました
もちろん新譜の扱いの大きさ、コーナーの広さは広告のお金のかけ方、流通の規模に左右されるところは大きいのですが、ただ、それだけではないのです
書店でもそうなのですがお店の一押しはピンと来てる担当がそこにいるかいないかで大きく取り扱いが変わるのです
いくら流通上取り扱いがあってもその担当にまず理解されなかったらポップ作成はおろか店頭にすら並ばないのだなと思うと残念でなりません
別にいいんだけど、いいんだけど...
アニメイトで買うんじゃあまりに当たり前というか、意味がないんだなー
タワレコとかのレコード屋で買いたかったなー
自分のCDや本のことでもないのに
おかしな事言ってるのはわかってるけど
ファンとしてのこの悔しさ、解るでしょうか
開き直って買ったCDと本は他人への布教活動に積極的に使います
0コメント